トップノートは、カシスの甘酸っぱさと、ネロリの力強い香りから始まります。
かわいらしい見た目とは裏腹に芯が強い様子や、ツンデレな態度や言葉が思い浮かびます。
また、是国竜持の大好物であるチョッパチャロスを彷彿とさせる香りでもあります。

ミドルノートになると、ジャスミンの凛々しい香りが出てきます。
プライベートでもファッションに手を抜かなかったり、美容系ブランドからコラボオファーが殺到したりする是国竜持。
そんな彼の、「見られる存在」としての意識の高さが伝わってきます。

ラストノートになると、オークモスの静けさを伴った、ホワイトシダーの清々しい香りが出てきます。北門倫毘沙と同じ香料でもありますが、彼よりもすっきりとした印象です。
北門倫毘沙が仕事について悩んでいる時には、論理立てた説明と、誰よりも知る彼の良さを語ることで後押しする是国竜持ですが、そういったキタコレの絆が感じられます。

是国竜持のフレグランスは、全体的にかわいらしさと高潔さが際立つ香りです。
彼の持つ多彩な美しさや、自他共に厳しいプロ意識の高さが感じられ、キュートとクールの絶妙なバランスにキュンとくるフレグランスです。

©MAGES.／Team B-PRO3