トップノートは、マンダリンやアップルなどの、軽やかで明るいフルーツの香りから始まります。
いつでも元気で楽しい王茶利暉の、ムードメーカーらしさが感じられる香りです。
アクシデントでさえも面白いイベント事のように捉えて場を和ませてくれる、天真爛漫で前向きな彼の姿が思い浮かびます。

ミドルノートになってグリーンノートの爽やかな香りが出てくると、持病を隠して元気にパフォーマンスする王茶利暉の健気さが伝わってきます。
一方で、ほんのりユーカリの硬い香りも感じられ、気丈に振舞っているものの、仲のいい野目龍広には弱音を吐いてしまうような、普段は見せない気弱で緊張している一面も垣間見えます。

ラストノートは、パインツリーの芯のある香りが出てきます。
病気の恐怖や不安に打ち勝ち、伸びやかな歌声を響かせる王茶利暉のイメージです。
Bプロ随一の声量を持つ彼が、会場全体の空気を一気に自分色に染め上げてしまうような、そんな力強く真っ直ぐな香りが漂います。

王茶利暉のフレグランスは、全体的にジューシーでポジティブな印象の香りです。
彼の弟気質なかわいらしさやテンションの高さにつられて、一緒に元気になれるフレグランスです。

©MAGES.／Team B-PRO3