Yuuki Miaka

夕城美朱|ふしぎ遊戯

【トップノート】
カシスやストロベリーリーフの、甘酸っぱい香りが広がります。
異世界へと降り立ち、慣れないながらも持ち前の明るさで乗り越えようとする美朱の、ポジティブな一面が感じられる香りです。
その可愛らしい香りの中にミュゲの透明感ある香りも合わさるため、どことなく澄んだ印象もあります。お母さんのために都内一の名門進学校・城南学院に入学しようと決めて、勉強を頑張っている美朱の、ひたむきさが伝わってきます。

【ミドルノート】
睡蓮や蓮などの、清らかな花の香りが出てきます。トップノートから続く透明感が、より一層引き立っていくイメージです。
親友の唯を助けようと再び『四神天地書』の中に戻り、全てを元通りにするために朱雀七星士を探そうと頑張る美朱が、朱雀の巫女として使命を全うしようとする姿が感じられる、澄んだ香りです。

【ラストノート】
フローラルオゾンのふんわりとした甘さが広がります。
家族や友達、ずっと住んできた世界を捨ててでも、鬼宿と生きたいと思う美朱の恋心が伝わってきます。
本の物語の幕が下ろされた後、それでもまた鬼宿に会える日を信じ続け、そして遂に無事再会を果たした美朱の、涙ながらに浮かべる笑顔が思い浮かぶ香りです。

【全体的な香りの印象】
明るくポジティブな雰囲気の中に、ナチュラルな花の甘みを合わせた香りで、鬼宿と二度と離れないようにと朱雀に願い、その奇跡を叶えていく彼女の成長が感じられます。
頑張り屋さんの女の子がはじめて抱いた恋心のような、キュンとしたときめきを思い起こさせてくれるフレグランスです。