Opera

オペラ|魔入りました!入間くん

オペラの香りは、冷ややかな空気が広がる、ミステリアスな香りです。

トップノートは、ひんやりとした、しかし仄かな甘みを持つヒヤシンスから始まります。
少しクラシカルで飄々とした香りのため、サリバンに長年仕えている有能な執事としての姿や、掴みどころのない一面を感じさせます。

ミドルノートになると、落ち着いたラベンダーに、重厚なエレミが重なります。香りにずしっと重みが出てくるような変化です。
処刑玉砲の特訓の際に「心苦しいですが、どんどん投げますね」と言いながら無表情でボールを投げる姿や、学生時代にカルエゴを呼び出してはパシリのようにこき使い、カルエゴから煙たがられるような、意外と毒舌な一面が感じられます。

ラストノートにかけて、バニラとムスクが合わさって広がります。
先程までの力強い印象が薄れて、香り立ちが柔らかくなるイメージです。
入間の成長を静かに見守ってくれるオペラの、入間の事を大切に思う気持ちが垣間見えてくるような優しい香りです。

凛とした佇まいのその奥に、分かり辛い優しさを感じることができるフレグランスです。