Balam Shichiro

バラム・シチロウ|魔入りました!入間くん

バラム・シチロウの香りは、素朴ではあるのですが少し無骨な雰囲気なので、一見怖そうな印象もあります。
ですが、どんどん深みと温もりが出てきて、彼の持つ優しさが感じられます。

トップノートは、パチュリの渋みから始まります。
そこにラブダナムの揺らめきが加わり、生徒から不気味がられ恐れられているバラム先生、というイメージの香りが漂います。
生徒を攫って人体実験しているのではないかと噂されてしまうような、すこし近寄りがたい印象です。

ですがミドルノートでは、クスノキなどの木々の香りが出てきて、落ち着いた雰囲気になります。
深い森の中を思わせるような、ナチュラルな香りです。
見た目は威圧感があるのですが、実は生き物に丁寧に接していたり、入間を怖がらせたお詫びとして自身の口元を見せて謝罪したりするような、どこか真摯な姿が感じられます。

ラストノートでは、トンカビーンズの温かい香りが出てきて、穏やかな雰囲気になります。
彼の優しさにじんわりと包み込まれるようです。
入間の正体が人間だと知って、バレたら大変だと心配をして長時間お説教したり、絵本を作って入間の勉強を手伝ってくれたりする、優しいバラム先生というイメージです。