Angel

Mash Burnedead

【トップノート】
まろやかな甘みを持つマンダリンの、ゆるやかで美しい香りが広がります。
そこにベルガモットのキラキラとした輝きと、グリーンアップルの澄んだフルーツ感が重なり、清らかな光がきらめくようなイメージの香りとなっています。
ゆったりとした雰囲気はありながらも、みずみずしさもある、どこか神秘的な雰囲気です。

【ミドルノート】
トップノートの輝きが次第に治まって、ソフトな甘さへと変わってゆきます。
少しとろっとした印象のある果実の香りで、心落ち着く柔らかなイメージです。穏やかで優しい空気感が、ゆっくりと満ちてゆくような雰囲気で、心地の良さを感じられます。
そこにリリーなどの純白の花の香りや、ローズの華やかさも重なって、整った見た目と共に気品のようなものも感じることができます。

【ラストノート】
ムスクのパウダリックな香りが出てきて、ふわふわっとした空気感が立ち込めます。淡く、繊細で、しめやかな香りです。
ソフトな印象で、優しい雰囲気はあるのですが、不透明な香りでもあります。
ミドルノートからの気品と美しさは続きながらも、そこに手を伸ばそうとすると白い霧に視界を閉ざされてしまう、といったイメージです。

【全体的な香りの印象】
優しい甘みのある、とてもキレイな香りですが、どこか掴みどころのない印象もあるフレグランスです。
慈愛に満ちた柔らかな眼差しを持ちながらも、どこか手の届かない遠い存在である「天使」を、ぜひ感じてみてください。