Shingi

神儀|『劇場版モノノ怪』フレグランス

【トップノート】
八角や丁子といった、重厚感のあるスパイスの香りから始まります。
薬売りが「形・真・理」の三様を得て剣を解き放った後、肌の色・髪の色・身体に刻まれた紋様、その全てが変化した姿を思わせる香りです。
普段の姿の時に醸し出される謎めいた雰囲気だけではなく、どこか神々しいとすら思える雰囲気が感じられます。

【ミドルノート】
厳かな香木の香りが重なります。
トップノートにあるスパイスと調和し、一層香り立ちに深みが出てくるように変化します。
「モノノ怪」と対峙している時の、他を圧倒するほどの強さを思わせる香りです。
相手の繰り出す攻撃を物ともせず、「モノノ怪」を斬り、清め、鎮めるために“こんつるぎ”を振り下ろす時の、力強い一閃が目に浮かびます。

【ラストノート】
安息香や乳香といった樹脂の香りが、ゆったりと広がります。
また、微かに甘みも出てくるため、ミドルノートまで感じられていた重厚な気配が和らいでいきます。
「モノノ怪」を祓った後、剣を納め、元の姿に戻るまでに流れる束の間の静かなひと時を思わせる香りです。
「モノノ怪」を祓う際、人知れず「許せ」と言う、その憐みとも温情とも取れる感情が、静かに残るイメージです。

【全体的な香りの印象】
神儀のフレグランスは、スパイスと香木が織りなす、神々しさや重厚感のある香り立ちが特徴です。
しかし、後に残るニュアンスはゆったりと落ち着いていて、彼の持つ情が微かににじむ香りでもあります。
力強く「モノノ怪」を祓う姿を思わせながらも、同時に「モノノ怪」に情を傾けてくれるその優しい温度を、香りを通じてご堪能ください。