Eiden

エイト|「NU: カーニバル」フレグランス

【トップノート】
マンダリンやパイナップルが織りなす、明るく飾り気のない香り立ちから始まります。
現代に生きる若者、というイメージで、クライン大陸に召喚されて間もないエイトを思わせる香りです。
親しみやすく人との距離を詰めるのが得意で、異世界に召喚されるという非日常な出来事が起きたとしても、持ち前のポジティブさで進んでいく彼の姿が目に浮かびます。

【ミドルノート】
ヘリオトロープの甘さが広がります。
トップノートまでの飾り気のない明るさに加え、温かみが出てくるイメージです。
孤児院出身で、他人と深く繋がることの意味を知らなかったものの、クライン大陸に召喚されて以来、色んな眷属たちと出会い、特殊な絆で結ばれていくエイト。
そんな彼が、眷属の言葉に耳を傾けながら道を示したり、反りが合わない眷属のことも理解を示そうと対話を重ねながら歩み寄ったりと、絆を深めていく様子が感じられます。

【ラストノート】
すっきりとしたホワイトシダーが立ち昇ります。
微かに力強さも出てくるため、この世界の人たちに助けられた恩を返したいと思いつつも、自分自身の為にも祭壇の浄化をするといった、したたかな一面を思わせる香りです。
ですが、どこか地に足がついたような印象があるので、魔力を十分に扱うことが出来なくても、まずは一歩を踏み出し、この世界で自分にできることを模索する彼の、年のころよりも大人びた考え方や、眷属たちを導いていく姿も感じられます。

【全体的な香りの印象】
エイトのフレグランスは、明るくポジティブな印象から、徐々にすっきりとした雰囲気へ変化していくのが特徴です。
孤児であったが故に、今まで心からの拠り所を見つけられなかったエイトが、自分と繋がりのある眷属たちと同じ時間を過ごしていくことにより、帰る場所が見つかった気がすると語る心境の変化を、香りで感じてみてください。