Yakumo
【トップノート】
どこか紅茶のようなニュアンスをもつ、クラシカルなシトラス調から始まります。
温和で礼儀正しく、世話好きな八雲の、大人しい性格を思わせる香りです。
ですが、かなり控えめな香り立ちなので、存在感の薄さも感じられます。
口論をしている村人と騎士の間に割って入った時に、その存在を認知されなかったところや、強すぎる力は災いを招くと知り、力の暴走を恐れてひっそりと生きてきた彼の姿が思い浮かぶようです。
【ミドルノート】
リリーの華やかな甘さが広がります。
これにより、トップノートの繊細な印象の香り立ちから、力強さが出てくるイメージです。
この地に厄災をもたらしたとされる大蛇の末裔であるが故に、時に八雲本人でも抑えきれない程の強力な力をその身に宿した彼の姿を思わせる香りです。
怒りで我を忘れて暴走してしまったり、感情の起伏が激しくなると手が付けられなくなる彼の様子を思わせます。
【ラストノート】
ベンゾインの優しい甘さが、ゆるやかに広がります。
自身の恐るべき力をエイトに肯定してもらえたことで前向きになり、今後、その力で人を傷つけないと誓いを立てる八雲の、優しい心を思わせる香りです。
手料理を仲間たちに振る舞ってくれる様子や、怖くてもエイトを守るために危険に立ち向かっていくような、仲間想いな一面も感じられます。
【全体的な香りの印象】
八雲のフレグランスは、控えめな香り立ちながらも、その身に宿る力の強さや心の優しさが伝わってくるのが特徴です。
エイトに出会い自分の力を少しずつ受け入れることができた彼が、これからの冒険に胸を高鳴らせる様子を、香りで感じてみてください。
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