primaniacs - 「NU: カーニバル」

【トップノート】
素朴なコットンフラワーに、ガルバナムの朴訥とした気配が重なるところから始まります。
無口で誤解されやすく、返事をするのすら億劫だと思う彼の、面倒くさがり屋な姿を思わせる香りです。
また、同時にゆるっとした雰囲気が広がる香りでもあるので、いつも落ち着いていて感情を荒立てることがない様子や、眠ることが大好きな一面も感じることができます。

【ミドルノート】
クミンやコリアンダーといったスパイスの刺激と、バニラのまろやかな甘さが重なります。
トップノートのゆるりとした雰囲気から、徐々に奥深さが出てくるイメージです。
使い魔たちからも信頼されているケシーの、頼りになる一面を思わせる香りです。
また、この深い甘さがどこか成熟した印象も感じさせるので、長く生きる彼の大人の色気のようなものも感じられます。

【ラストノート】
温感のあるアンバーが、じんわりと広がります。
エイトに対して、ハシュトとは異なる「あたたかさ」を感じ、2人の違いをもっと知りたいからと、力を貸してくれるようになるケシー。
他人から認められるにはどうすればいいのか悩むエイトに、「君は今のままでいい」と伝えてくれる彼の、心がほっとするようなぬくもりが感じられる香りです。

【全体的な香りの印象】
ケシーのフレグランスは、朴訥とした印象の香りから、徐々に成熟した大人の男性の余裕が感じられるようになるのが特徴です。
ずっと森でトパと静かに生きてきた彼がもつ、エイトが思わず安心するほどのゆったり感や包容力を、香りで感じてみてください。