primaniacs - 「NU: カーニバル」

【トップノート】
みずみずしいフルーツの、ピュアな甘さから始まります。
ゆるふわっとしたブレイドの性格を思わせるキラキラとした香りで、エイトを「ダーリン」と呼ぶ彼の天真爛漫な笑顔が思い浮かぶようです。
エイトが重傷を負った際に、本で学んだことを一通り試そうとしたり、彼の為に子守唄を歌ってくれたりするような、優しいニュアンスも感じられます。
ただし、どこかひんやりとした質感があるので、魔法人形のひんやりとした肌を思わせる香りでもあります。

【ミドルノート】
ヒヤシンスのクリアな甘さが広がります。
トップノートのフルーツの甘みが少し和らぎ、よりみずみずしさが出てくるイメージです。
言葉にし難い透明感のある笑顔を浮かべ、エイトに「まるでガラスみたいだ」と称されるほどの綺麗な瞳で彼を見つめるブレイドを思わせるようです。
また、いつ戻るかも分からないハシュトを、危険が伴う死の土地でずっと待ち続けていた彼の、健気な姿も感じられます。

【ラストノート】
ホワイトムスクの仄（ほの）かなぬくもりが出てきます。
彼の心臓（コア）でもある宝石がじんわりと熱をもつ、その温度感が感じられる香りです。
初めて誰かにそばにいてほしいと言われ、エイトと一緒にいられることがなによりも嬉しいと語るブレイドの、穏やかな表情も目に浮かびます。

【全体的な香りの印象】
ブレイドのフレグランスは、彼の純真無垢で穢れのない心を思わせる、ピュアな印象の香り立ちが特徴です。
人間ではなく魔法人形であるブレイドが、エイトと出会ったことによって、徐々に「嬉しい」感情や胸の高鳴りのようなものを知っていく様子を、香りで感じてみてください。