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蒼星石|TVアニメ化20周年記念「ローゼンメイデン」フレグランス

【トップノート】
ウォータリーノートのひんやりとした雰囲気から始まります。乙女ドールたちの中では落ち着いていて冷静な蒼星石、といった印象で、まだ蒼星石との間に少し距離があると思えるような、淡々とした空気感です。
同時に、蒼星石の持つはさみの切っ先を思わせるリーフノートの冴えた香りも重なります。ずっと一緒だった翠星石と道をたがえてでもマスターの願いを叶えようとするような、真っ直ぐな忠誠心も感じられる香りです。

【ミドルノート】
ひんやりとした雰囲気は続くものの、ミュゲのナチュラルな甘さがふわりと漂い出します。夢の世界で人それぞれが持つ『樹』を、はさみを使用してお手入れする、『心の樹を司る夢の庭師』としての姿を彷彿とさせます。
また、クリーンコットンのほわっとした柔らかさが重なることによって、穏やかな空気感が流れ出します。ぜんまいを巻かなかった世界のジュンが「僕の人形だ」と言ってくれた時に嬉しそうに頬を緩めている蒼星石の、小さく心が弾む様子が感じられる香りです。

【ラストノート】
ムスクの柔らかな香りが、辺りを包み込むように漂います。結菱に、彼の樹は枯れていないことや、美しい樹をちゃんと持っていたことを伝えるような雰囲気で、結菱の気持ちに寄り添う様子も思い浮かびます。
また、大時計を動かすために、水銀燈と交わした約束の内容をあえて翠星石に秘密にしていた蒼星石の、最初で最後の、優しさに満ちた小さな嘘も感じられます。

【全体的な香りの印象】
ひんやりとした夜の庭園を彷彿とさせる、静けさが広がる香りです。
始めは、何を考えているのかいまいち掴めない蒼星石の冷静な一面が感じられますが、花の甘みが出てくることによって、徐々に距離が近づいていくような柔らかい雰囲気へと変化します。
マスターを大事に思う気持ちや、仲間を守ろうとする思いが感じられるフレグランスです。